1.はじめに
こんにちは! 奏学のMAKOTOです。
譜読みが得意だ! 初見なら任せてくれ!!
そうだったらいいのにな♪ そうだったらいいのにな・・・・(涙)
音楽を30年もやっているのに譜読みが苦手なんです。
バッハのインベンションとか譜読みしてた時代は、
訳が分からなさ過ぎて、よく譜面台に「こんにちは-」してzzzっと
居眠りして気が付けば1時間?!練習室が閉まる直前まで寝てしまい
翌日のレッスンに間に合わなかったこともあります・・・(汗)
睡眠学習ができていればいいものの、なかなかそうもいきませんね。
今回は初心者や初めて間もない方、譜読みがどうしようもなく苦手な方向けの記事となっています。
2.そもそも譜読みって?
譜読みってなぜ必要なのでしょうか?
作曲家が丹精込めて作った作品だから忠実に再現しなければならない。
とか
音楽をする人にとって当たり前の行為でしょ?
私なりの答えは、「曲を弾くため」です。
楽譜に忠実に!というのは楽譜が読める人間がさらに高いレベルで演奏するために必要であるが
始めたての人や苦手な人にそんなこと言ったって
「え、無理・・・」で終わりです。その領域に行くまでに何人が挫折してきたことやら…
曲を弾くためには2パターンあります。
・楽譜を開いて、書いてある音符を順番に追いかけていく。
・もう一つは、耳コピです。
極論
耳コピができれば楽譜なんていらんのや
これです。
その耳コピのクオリティも人それぞれですが…
多くの人は、耳コピが正確にできないから楽譜を読むんですよ。
アンサンブルなどで、一人一人聞き取ったことが違うかったら一緒に演奏できないですしね。
音の長さと音の高さを共通理解しよう。(+音の強さ)
これが楽譜が存在する理由の一つだと考えています。
では、譜読みのために音符を読みましょう!!
というと、読めないからこの記事にたどり着いたんだけど?
そんな声が聞こえてきそうです笑
今回の記事が、皆さんにとって楽譜と向き合うきっかけになればうれしいです。
3.譜読みの前に
譜読みというと、ピアノの前に座って楽譜を開いて・・・
ちょっと待った!!!
いきなりピアノの前に座って楽譜開いても
猫背でド…レ…ミ…とか数えているだけよね…
しんどい!!!この作業本当しんどい!!!
専門家からは邪道と言われようが
初心者や苦手な人には別の方法を教えよう。
①楽譜を開いてYoutube(もしくはCDや音源)
とにかく聴く!聴く!楽譜を見ながら聴く!
②主旋律(歌のメロディや右手)などを鼻歌で歌えるようになる
歌詞がついていようがいまいが、まずは鼻歌
③主旋律を階名で歌える
必要であればドレミを楽譜に書いてOK
※書きすぎると楽譜が見づらくなる場合はコピーして譜読み用とかにしてもOK
④ピアノ(楽器)に触ろうか。
この手順のメリット
①目で入ってくる情報より耳で入ってくる情報の方がわかりやすい。
教科書とか読書してるより、先生の話や動画解説見る方が早いのと同じ。
②鼻歌で主旋律を歌う理由
リズムが読めなくても、歌うことでリズムがある程度理解できるようになる。
四分音符が~とか考えずに音のなるタイミングを鼻歌でつかむだけでOK
音程は性格な方がいいが、音痴だってOK
③階名で歌えるようにする理由
今後の譜読みが早くなるための準備
次の音なんだっけな?となることも多い。音符を全部覚えておくことが難しい。
数日たったら音を忘れていることだってあるけど
階名で歌えるようになってるなら、思い出しやすくなる。
音程も性格に歌える方が◎ いわゆるソルフェージュっていうやつね。
歌いにくいところは繰り返し聴く。
④さあ、楽器に触れよう。
耳コピではないが、耳からの情報のおかげで、楽譜が読めているのではないかな??
少なくても右手は今までよりもスラスラ動いていくはず!!
4.その譜面、自分に合ってる?
楽譜を購入するとき、初級や中級といったレベル設定がしてありますよね。
しかしながら、一般販売されている楽譜の初級版は初級といっても
そこそこ弾けるようになってきたレベルのものが多いです。
ポップスやセミクラシックと言われるものは、レベル調整が必須です。
クラシックを弾きたいけど正式な楽譜が高い
そのうえ、難しい
こちらでは現在著作権切れの作品を主に
一番やさしい楽譜の販売をしております
こんな楽譜が欲しい、こんなパターンのものが欲しい
吹奏楽用に初心者の楽譜が欲しいといったご要望もリクエストできます。
メルカリのページでもこちらのお問合せフォームからでも
リクエストは可能です。
いずれは、サイトから購入できるようにしますので
しばらくはメルカリにてご購入をお願いします。
まとめ
・楽譜を読む前に、音源で耳にインプット
・音の流れを覚えてきたら鼻歌で歌う
・鼻歌もばっちりになれば、階名で歌う
乱暴かもしれませんが、合唱コンクールの譜読み(中学生)
この方法絶賛してました。
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